働きたい介護・福祉の現場を目指して
少子高齢化を背景として、持続可能な介護保険制度等の運営とサービス提供体制の構築が喫緊の課題となっています。なかでも介護・福祉職の需要が拡大し、2025年には最大245万人程度必要と推計されています。また世間では介護・福祉職は「やりがいがある」といわれる一方、「厳しくつらい」という声も聞こえてきます。そのため介護・福祉の仕事に就きたいという希望を持っていても、親や先生からの理解を得ることが難しかったり、働き始めてもキャリアの積み重ね方と将来が描けず辞めてしまう人もいます。介護・福祉の仕事は自分のライフスタイルにあわせた働き方ができたり、地域での生活とのつながりが強く、生活を創造する仕事であるという魅力もあります。
この事業では、事業に共感した連携事業者や企業、デザイナーと事業の方向性を検討しながら、志を共にする参加者と具体的なプロジェクトを考えるデザインスクールを開催し、そのプロセスを発信していきます。そして、デザインスクールでうまれたプロジェクトをカタチにし、今年度末の3月には、これらの成果をより多くの人に見聞きしてもらうためのエキシビションイベント「介護デザインフェスティバル」を開催します。最終的には、世間に流布している介護・福祉のイメージが変わり、介護・福祉の仕事があこがれの職業となることを目指します。
デザインスクールのススメ方
こんな人たちが参加しています
- これからの介護・福祉現場に欠かせないデザインを学び、実践したい介護・福祉事業所の経営者
- 介護・福祉の現場で働いている人、転職希望者
- 介護・福祉の仕事に興味がある高校生・大学・専門学生等、専業主婦・主夫、アクティブシニア
- デザイナー、エンジニア
- 福祉、介護分野の自治体職員・教育関係者
- 本プロジェクトに連携したい企業、団体
全6回のプログラム
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第 1 回
キックオフ説明会・オリエンテーション
福祉・介護デザインスクールに関する説明と参加者同士で自己紹介を行い、インターンシップに取り組むためのチーム分けを行います。インターンシップのポイントを確認し、準備をします。
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第 2 回
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第 3 回
インターンシップ 2. 先進事例を知る
チームごとに、第2回のインターンシップの経験をふりかえり、先進的な取り組みを進めている事業所や活動先へリサーチに行くための準備をします。(インターンはチームごとの宿題となります)
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第 4 回
介護・福祉職魅力向上・
イメージ変換プロジェクトの検討リサーチの結果をもとに、チームで介護・福祉職の魅力を向上し、課題をポジティブに解決するプロジェクトを企画します。企画書を作成し、プロジェクトを具体化します。
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第 5 回
プレゼンテーション講座&座談会
生まれたプロジェクトに必要なデザインは何か検討します。また、プロジェクトを発表するためのデザイン講座を実施し、パネルやプレゼン資料などのデザインを学びます。
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第 6 回
地域と福祉のデザイン室
これからの地域と福祉のあり方について考えるデザイン室です。
地域と福祉に関するデザインの相談窓口であり、情報、ライブラリーもありますので、どなたでもお気軽にお立ち寄りください。
OPEN | 毎週 水・木・土 11:00〜18:00 |
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住所 | 101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 103 |